次世代への持続可能な農業の構築に向けて
Equboのオーガニックカカオは、自社農園から輸出までの一貫して管理しているペルーのカカオパートナー企業から仕入ています。
ペルー産のオーガニックカカオを使用

カカオ発祥の地である南米ペルーに位置する農園は、 壮大な熱帯雨林に囲まれカカオが育つのに理想的な環境です。Equboのカカオパートナーはこの地に自社農園を持ち、栽培から収穫、加工までを 全て手作業で行っています。発酵から乾燥までのプロセスを徹底的に見直し、通常より時間をかけることでより良い香り・風味を引き出すことに成功しました。
フェアトレードへの取組み ~ペルーの仲間たちと共に~

栽培から日本へ製品を届けるまで、一貫して自社で行われているため、製品の大部分はペルーの小規模農家たちと共に作り上げられており、現地のスタッフと共に製品開発を行っております。
オーガニックチョコレートの良さ

オーガニックとは、無化学肥料・低農薬栽培、無添加、低添加物の食品に使われます。加工段階で添加物を使っていないだけでなく、原料の作物であるカカオ自体もオーガニックで、Equboのチョコレートは100%オーガニックの原材料を使っています。
その良さは大きく分けて3つ、
「食べる人にやさしい」、「地球環境にやさしい」、「育てる人にやさしい」このような点があげられます。
それぞれみていきましょう。
1. 食べる人にやさしい
オーガニック食品と呼べるには全体の95%がオーガニックである必要があります。Equboは100%オーガニックです。そのため、安価な加工油脂や人工甘味料・香料などを添加して味をごまかすことはできません。だからこそ、ピュアなカカオの風味を楽しむことができます。味わいはもちろん、健康にもよいのです。
その分、製造に手間が掛かります。
一般的なチョコレートは、原料同士を素早く均一に混ぜるために乳化剤を加えているケースが多いですが、それを加えないため、チョコレートを練り上げる工程に時間がかかります。
また、加工油脂は使わず、ピュアなカカオバターが豊富なので25度前後で溶け始めてしまいます。保管にも注意が必要です。
さらにエクボのチョコレートはカカオ含有率75%のハイカカオチョコレート。主原料であるカカオ特有の味わいが強くフルーツ酵母で発酵させた自然な甘さがあるため、砂糖は通常の半分。低糖質な点が大きな特徴です。
2.地球環境にやさしい

オーガニック栽培に使う有機肥料は、短時間で多量に生産することが難しかったり、季節や天候によって土壌に与える影響が変わってきたりするので、コスト面や技術面で採用することが難しい肥料です。
一方で、有益な小動物や微生物を生かしたまま、自然本来の豊かな土壌を育むことができるので、地球環境にやさしい栽培方法であるという利点があります。
3.育てる人にやさしい
オーガニック栽培の良さは、農作業を行う生産者にとっても優しいという点です。
カカオ生産国のほとんどが開発途上国ですが、生産量を上げるためには大量の農薬を使う必要があり、農業を営む人々の健康に害を及ぼすケースが後を絶ちません。またそのような農作物は安く買いたたかれてしまいます。
オーガニック栽培は、生産量は少なくなりますが品質が向上し、土壌の負担も軽減され、生産者の農薬による健康被害を軽減することができます。
また、Equboでは正当な対価での取引がなされているフェアトレードのカカオを使っています。
フェアトレード
生産者にもやさしいEquboチョコレートのカカオ
Equboは、カカオ生産地で問題になっている児童労働や出荷時に安値で買いたたかれてしまう先物取引を介入せずに、品質で評価をして仕入をしています。その際には正当な対価(コモディティ価格の約3~5倍)を支払って取引をしています。
世界中でチョコレートは人気があるにもかかわらず、生産者の生活環境は満ち足りているとは言いがたいものなのです。
更には本当の意味でフェアトレードと呼べるチョコレートは、日本にとても少ないのが現状です。
(残念ながらフェアトレードラベル認証商品でも例外ではありません)
私たちは生産者の幸せにも関わりたいと願いチョコレートを日本のみなさまに販売するため、すべての工程にこだわり抜きました。カカオの品質向上だけでなく、カカオ農家さんの生活の質も向上させ、未来を担う子どもたちにも労働ではなく教育を受ける環境も提供しています。
関わる1人でも多くの方がEquboチョコレートを通して笑顔になれますように。